概要
英国においては、日本や他の欧州諸国と同様に弁理士制度は弁護士制度と別個に存在する。さらに、英国の弁理士は、特許の場合(patent attorney)と商標の場合(trade mark attorney, http://www.itma.org.uk/intro/index.htm )とに明確に分けられている。2006年に、patent agentの名称がpatent attorneyに変更された。patent attorneyの数は、1730人であり、trade mark attorneyの数は、1,500人である。英国弁理士の多くは、欧州弁理士資格(後述)も有している。
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業務範囲
基本的には、特許、実用新案、意匠、商標の工業所有権のほか半導体回路保護権、品種保護権、プログラム権(以下工業所有権等)についても、その取得、保持、防御等の問題について第三者への助言や代理の専権を有している(Patentanwalt 法第2条)。
弁護士との関係
・工業所有権等の民事事件における訴訟代理は、弁護士にのみ認められ、弁理士には認められていない。
・弁理士ができる業務は原則として弁護士もできる。ただし、特許については実態として、弁護士が弁理士業務を行うことはない。弁護士が商標を取り扱うことはかなりある。
資格の取得
英国弁理士会(CIPA)及び英国商標代理人協会(ITMA)が共催する弁理士試験に合格することが必要である。ただし、弁理士試験の受験資格を取得するには、以下の要件を満たす必要がある。
・基礎科目についての受験資格
・基礎科目を受験するためには、以下のいずれかに該当しなくてはならない。Patent Attorney の場合もTrade Mark Attorney の場合も同様である。
・中等教育一般免状(G,C,S,E)の中で少なくとも5科目において成績が優良であり、さらに、高等教育一般免状(G,C,E) の中で2科目において成績が優良であること。
・大学、科学技術高等専門学校等の学位を有すること。
・The Joint Examination Board が認定した試験に合格したこと。
・基礎科目の試験科目及び試験時間
・特許基礎科目
・基礎英国特許法及び手続(3時間)
・基礎海外特許法及び手続(3時間)
・商標基礎科目
・基礎商標業務(3時間)
・共通基礎科目
・基礎英国商標法(2時間)
・基礎海外商標及び実務(2時間)
・英国意匠及び著作権法(3時間)
・基礎英国法(2時間)
・上級科目についての受験資格
・Patent Attorney の場合には、以下のいずれかの科目に合格していること。
・特許基礎試験科目(基礎英国特許法及び手続)
・商標基礎科目及び共通基礎科目
・Trade Mark Attorney の場合、以下のいずれかの科目に合格していること。
・商標基礎試験科目
・特許基礎科目及び共通基礎科目
・上級科目の試験科目及び試験時間
・商標上級科目
・上級英国商標法(4時間)
・上級英国商標実務(4時間)
・特許上級科目
・PATENT ATTORNEY 実務(4時間)
・英国及び海外特許明細書作成(4時間)
・英国特許明細書補正、取消手続等(3時間)
・英国特許侵害及び有効性(4時間)
各国の弁理士制度の比較
各国の弁理士制度の比較
| 日欧の弁護士 | 日本弁理士 | 英国弁理士 | ドイツ弁理士 | フランス弁理士 | U.S.
Attorney at Law | U.S.
Patent Agent |
| 特許出願代理 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ |
意匠・商標出願代理
| ◯ | ◯ | △ | ◯ | △ | ◯ | × |
審判
| ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × |
| 審決取消訴訟 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × |
侵害訴訟
| ◯ | △ | △ | × | × | ◯ | × |
| 実施権契約相談 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × |
| 仲裁 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × |
| その他法律業務 | ◯ | × | × | × | × | ◯ | × |
ブログ
ブログパーツとはブログに貼る小さなパーツのこと。ブログの機能性向上やデザイン性向上のために貼り付けるのが主な目的。プラグイン形式で提供されるものがほとんどである。
過去問
問題集は、一般的に書籍として発行されることが多い。近年はコンピュータ上で使用するCD-ROM型、書籍やムックの付録としてCD-ROMが付属する併用型、インターネット上で購入しダウンロードして使用するダウンロード型なども普及してきている。多くは、入学試験や資格試験、採用試験などの試験に合格するためのものであるが、語学分野や技術分野などでは理解の助けを目的として出版されるものもある。また趣味の世界でも、パズル問題集、クイズ問題集や、詰将棋問題集、詰碁問題集などが出版されている。
問題集の使用は、問題を解いて自己採点などを行う過程を通じて、知識の定着や技術の向上につながる。
初等教育(小学校など)や中等教育(中学校、高等学校、中等教育学校など)の段階の学習者を対象とした問題集には、主に学校の授業で使用されることを想定して編集されている教科書傍用問題集や受験用問題集と、家庭で自学自習することを想定して編集されている市販問題集がある。
学校で使用される教科書傍用問題集や受験用問題集は指導者の下で使用することが前提であることから、収録する問題量を多くすることで、必要に応じて反復練習させて知識を定着させたり、教科書には収録されていない学習事項を補足できるようになっていたりして網羅性も高いものが多い。
また、一般に市販されている問題集より安価であるが、指導者によっては問題を解く過程を示した別冊解答集を配布しないこともあり、その場合には巻末にある略解のみで学習することになる。
一方、それ以外の市販問題集はやや高価であるが、問題を解く過程を詳しく解説しているものが多い。
教科書の副教材という意味では他に参考書がある。教科の理解を深め、さらに受験へとステップアップしてくためにもこれらの助けを借りる必要があるが、自分の実力・弱点を勘案した上で購入しなければ意味が無いので注意が必要である。
自動車などの運転免許証を取得するためや、資格を取得するため、また公務員採用などの試験に合格するために、その過去問や出題が予想される問題を集めた「予想問題集」もある。このような問題集は、実際の試験問題に雰囲気を似せて作成されているものもあり、模擬試験として使用できるものもある。
問題集のことをドリルともいうが、これは英語での演習 (drill) からきている。
勉強法
・読む : 勉強において教科書や参考書に目を通すことは最初のステップである。
・書く : 教科書や参考書を書き写したり、まとめ直すことで内容を頭にインプットする。
・問題を解く : 試験で出るような問題を実際に解く。勉強においてはインプットだけではなくアウトプットの訓練が重要。試験の過去問を入手して解くことが望ましい。
・教える : 他人に教えられるようにする。分かりやすく教えるためには教える内容を理解しなければならないため、必然的に理解が深まる。
・問題を作る : 問題を作る人の立場になってみる。問題を作る側は、解く側の理解度を問うている。
・知識を文章にして発表する。論文を書くなど。